バルヴェニーカスクフィニッシュシリーズから【ピノデシャラント】カスクフィニッシュが登場!通常のアメリカンオークホグスヘッド樽で熟成後、ピノデシャラントを熟成していた樽にてフィニッシュをかけた16年熟成が登場です。
ピノデシャラントをあまり知らない方も多いと思いますが、シェリーやポート、マディラ、マルサラ等と同じ、酒精強化ワインのことです。しかし、決定的にその他の酒精強化ワインとの違いがあります。それは通常の酒精強化ワインは、発酵させているワインの発酵をとめる為にアルコールを添加します。それにより、糖度の高いデザートワイン等になるというわけなのですが、
【ピノデシャラントの製法は、未発酵の赤または白の葡萄果汁に若いコニャックを添加し樽熟成するもの】
で、フルーティーで爽やかな味わいに仕上がります。
伝説によると、あるワインメーカーが発酵していない空っぽのワイン樽に蒸留したてのCognacを注いだところ、この飲み物が発見されたと言われています。
今回はアメリカのブランドアンバサダー【Lorne Cousin氏】がフランスを訪れた際、ピノでシャラントを食前酒としている方々を見て、モルトマスターの【David Stewart氏】に提案したとのこと。最近ですとプルトニーからもリリースがあったピノデシャラントカスクフィニッシュ。トレンドになり得るのでしょうか?
香りは、花や新鮮な草原、リンゴの皮の美しいバランスのとれた香り。口当たりは、レモンの皮とグレープフルーツの爽やかな酸味と繊細な甘さ、ジンジャーのスパイスが調和しています。そして爽やかで短めなフィニッシュ。
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