英国王室御用達のシングルモルトウイスキー【ロイヤルロッホナガー】
創業は1845年。実はお隣にあるバルモラル城を英国王室が1848年に購入し、夏の離宮としたことから、当時のオーナージョン・ベグがヴィクトリア女王とアルバート公に蒸留所見学のお誘いの手紙を書いたことから関係が始まり、アルバート公は機械好きとして有名だった為、次の日の夕方に女王一家が蒸留所を訪れ、ベグの案内で蒸留所を見て回ったそうです。
突然の訪問から数日後に【王室御用達】(ロイヤルワラント)が届けられ、それ以降、ロイヤルロッホナガーという名前に変更したそうです。
ロイヤルロッホナガーはその後もヴィクトリア女王のお気に入りのウイスキーとして愛されたといいます。
この蒸留所の特徴は生産量の少なさにあります。ポットスティルはディアジオ社が所有する蒸留所の中では最小で、週わずか35樽しか造られていません。蒸留所には1000樽のみしかストックせず、それ以外はグレンロッシー蒸留所の貯蔵庫に持って行っています。ポットスティルは1基ずつ。発酵槽もカラ松製2基のみ。
9割はブレンデッド用で、VAT69やジョニーウォーカー、韓国で人気のウィンザーに使用されています。
12年は、気品溢れるシングルモルトウイスキー。フルーティー、洋梨キャンディー、スモーキーなキャラクター。
レビュー
レビューはまだありません。