ヘヴンヒル蒸留所がリリースしているエヴァンウィリアムスの12年。
ヘヴンヒル蒸留所では2015年から蒸留所内のショップ限定で販売しているようですが、
価格は150ドル（日本円で20000円程）とのこと。
日本人はちゃんと有難がって飲むべき製品です(笑)
バチが当たります…。
近年ヘヴンヒルは、1996年に大規模な貯蔵庫が焼失してしまった事と、マッシュビルのライ比率を下げた結果、
少しライトめな味わいに変化してしまいましたが、それでも12年熟成原酒はバーボンにおいて
豊富にあるわけではありません。
バーボンは10年がピークと言われるのにも拘らず、この価格でリリースしてくれるのは、かなりの企業努力としか
言いようのないものです。
この12年は、50.5度のアルコールが強烈なパンチを醸し出しつつも、上品な香りを損なわない商品。
かつての原酒も美味しかったですが、このボトルでも赤い果実感は健在でした。
私はバーボンを飲みたい夜のお供に欠かせない、このボトルをオススメ致します。
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