ブラントンは日本がバブルだった時代に起こったバーボンブームの1984年にリリースされた
世界初のシングルバレルバーボンブランドです。
当時、アメリカでも発売されましたが、当時のアメリカではバーボンの人気が低迷しており、
人気復活の起爆剤とはなりませんでしたが、バーボンブームだった日本で発売すると人気が大爆発!
当時の価格は現在のアメリカドルで295ドルでしたが、その価格でも大人気バーボンとなりました。
コレクター欲を掻き立てる8種類のケンタッキーダービーを制した競走馬のキャップと唯一無二の味わい。
独特なボトルデザインとメーカーズマークに怒られたと言われる蝋封(笑)
デザインやスペックなど、当時の日本人のニーズにマッチしたバーボンだったのです。
ブラントンの名前は、1950年代までオーナーの名前です。
当時の製造の責任者だったエルマーTリー氏が蒸留所の原酒を熟知しており、
ブラントンの名を冠するバーボンは彼が定めた基準で現在も選ばれています。
原酒はバッファロートレイス蒸留所で造られています。レシピNO.2で仕込まれていると言われています。
ライ比率は12~15%と非常にライ比率の高いバーボンなのではないかと言われていますが全く公表されていないので
憶測の域を脱してはおりません。唯一判明しているのはウェアハウスはHで熟成されているということです。
ウェアハウスHは庫内を暖める蒸気加熱装置も備えているそうで、夏でも冬でも同じ熟成環境にすることで熟成スピードを速めているそうです。
ブラントンは平均6年~8年熟成のバレルの中からピッキングされるそうです。
その他、92年頃に免税店向けに発売されたゴールドや2003年頃にフランス向けで発売されたストレートフロムザバレルなどがあります。
ゴールドは2020年にアメリカでも発売されかなり価格が高騰しております。SFBは今は全く手に入らなくなってしまっております…。
このプレミアムバーボンの成功が無ければ、およそブッカーズ等のプレミアムバーボンは存在していなかったかもしれませんね。
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