ミドルトン蒸留所
パワーズ ジョンレーン 12年 46% 700ml
パワーズ ジョンレーン 12年 46% 700ml
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Powers 12 y.o. John's Lane
ミドルトン蒸留所で製造される「パワーズ・ジョンズレーン12年」が、2020年のラベル変更後、久々に日本へ再登場!
この12年は、ポットスチルならではのスパイシーさとフルーティな甘さを兼ね備えた一本。バーボン樽とシェリー樽のブレンドがもたらすコクと深み、さらにノンチルフィルター&無着色仕様によって、ウイスキー本来の風味をしっかりと楽しめます。比較的リーズナブルながら、デザート感のある濃厚で奥行きのある仕上がりは、スペイサイドやスコッチとは一線を画す魅力です。
ミドルトン製のシングルポットスチルブランドといえば、日本ではレッドブレストやグリーンスポット、イエロースポットが人気ですが、アイルランドやEU圏ではこのパワーズの評価が非常に高く、その人気ゆえに日本への入荷が長らく途絶えていたと考えられます。
さらに、カスクストレングスや長期熟成のパワーズも高評価で、特にシングルカスクリリースは圧巻のクオリティを誇ります。
香り:トフィーアップルと濃厚なバニラに、バナナやパイナップル、赤リンゴの煮込みフルーツが重なる芳醇なアロマ。ハチミツの甘み、クローブやナツメグのスパイス、さらにレザーやサンダルウッドの深みが複雑さ
味わい:厚みのあるオイリーな質感と、バナナフォスターやローストパイナップル、アプリコットの濃厚な果実味。シナモンやメープルシロップの甘さに、ミルクチョコレート、オークスパイス、リコリスが加わり、多層的なフレーバーが広がります
フィニッシュ:ホットキャラメルとカルダモンを思わせるベーキングスパイスが長く続き、マジパンやバナナブレッドの甘い余韻が心地よく残ります
パワーズブランドの歴史を簡単にご紹介します。
1791年、ダブリンの宿屋「ジョンズレーン」を営んでいたジェームズ・パワー氏が、自家製ウイスキーを製造するために蒸留所を設立したことが始まりです。
その品質は高く評価され、事業は拡大。1833年には孫のジョン・パワー氏がバロンネット(準男爵)に叙されるほどの名声を獲得しました。
1800年代には、ジョンズレーン蒸留所が初めて自社ボトリングを開始し、名酒「パワーズ ゴールドラベル」が誕生。ダブリン随一の蒸留所として知られる存在となります。
しかし20世紀に入り、第一次世界大戦やアイルランド独立戦争、さらに米国の禁酒法の影響でブランドは経営難に直面。1966年、ジェムソンなどと合併しアイリッシュディスティラリー社を設立。ジョンズレーン蒸留所は閉鎖され、製造はミドルトンへ移転しました。
その後、ブランドは長らく休眠状態でしたが、1989年にペルノ・リカールがアイリッシュディスティラリー社を傘下に収めたことで、パワーズのレシピが再び活用され、2011年に「ジョンズレーン リリース」、2013年に「シグネチャー リリース」が登場し、復活を遂げます。
現在、日本では並行輸入で「ゴールドラベル」や「スリースワロー」が流通していますが、パワーズは本国やEU圏で非常に高い人気を誇り、その歴史と品質が再評価されています。
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