グレンモーレンジ蒸留所
グレンモーレンジ ア・テール・オブ・アイスクリーム 46% 700ml
グレンモーレンジ ア・テール・オブ・アイスクリーム 46% 700ml
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Glenmorangie - A Tale of Ice Cream
熟成樽:ハイバニリン バーボンバレルフィニッシュ
Glenmorangie「A Tale of Ice Cream」は、同ブランドの人気シリーズ「A Tale Of…」の第5弾として誕生しました。ビル・ラムズデン博士が着想したテーマは、アイスクリームパーラーの甘美な世界をウイスキーで表現すること。そのため、ベースとなる原酒はバーボン樽で熟成させ、一部を高バニリン(High Vanillin)樽でフィニッシュ。この特別な樽は、新樽を独自にトーストすることでバニラ香を最大限に引き出し、ウイスキーに甘くクリーミーなバニラ、フルーツ、そしてココナッツのニュアンスをもたらします。
日本市場では発売直後から人気を博し、瞬く間に完売しましたが、海外では評価がやや控えめなため、まだ在庫が残っている地域もあります。希少性とストーリー性を兼ね備えた一本として、コレクターやスイーツ系フレーバーを好む愛好家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
1843年、ウィリアム・マセソン氏がスコットランド北ハイランド地方テインで創業。1887年にグレンモーレンジ・ディスティラリー社が設立され、1918年にマクドナルド&ミュア社が買収。禁酒法と世界恐慌で1931~1936年、第二次世界大戦で1941~1944年に操業停止を経験します。
戦後はブレンデッド全盛期でしたが、1959年にシングルモルト戦略へ転換。当時はカティーサークやJ&Bが主流で、シングルモルトはグレンファークラスやグレンリヴェットなど一部ブランドやボトラーズが細々と展開していました。評価が高まる中、1963年にグレンフィディックが世界市場向けに本格的なシングルモルトを投入し、シングルモルト時代の幕開けとなります。グレンモーレンジはこの流れに乗り「オリジナル10年」を中心に市場へ参入し、スコットランド国内で急速に人気を獲得しました。
その後、1996年に社名を「グレンモーレンジ社」に変更、2004年にLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ傘下となり、現在に至ります。
原料
グレンモーレンジでは、スコットランド・ロス州テイン地域産の二条大麦を使用。製麦はインバネス近郊、グレンオード蒸留所に併設されたモルトスターで行われています。仕込み水は蒸留所専用の「ターロギーの泉」から採取した硬水で、酒質に骨格と複雑さを与えます。
糖化
ステンレス製マッシュタンで、1バッチあたり約8~10トンの麦芽を使用。効率的な糖化で、クリアな麦汁を得ます。
発酵
ステンレス製ウォッシュバック12基を使用し、平均発酵時間は約52時間。スコットランドでも長めの発酵により、フルーティーで複雑な香味を形成します。
蒸溜
スコットランドで最もネックの長いポットスチルを採用(高さ約5.14m)。この高さにより、軽やかでエレガントな酒質を実現。富士御殿場蒸留所のスチルと同等の高さです。
熟成
主にジャックダニエルで使用されたバーボン樽を採用。ジャックダニエルは販売量が多く、2~3年で樽が供給可能になるため安定した品質を確保できます。さらに、木材選定から乾燥まで独自管理した「デザイナーカスク」を使用し、バニラやクリーミーな質感を最大化。
グレンモーレンジはカスクフィニッシュのパイオニアとしても知られ、ポート、シェリー、ソーテルヌなどで追加熟成を行う革新的手法を確立しました。なお、樽は贅沢にも2回までしか使用しないことで、豊かな風味を維持しています。
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ウィスキー
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