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グレンガイル蒸留所

キルケラン ヘヴィーピーテッド バッチ10 57.9% 700ml

キルケラン ヘヴィーピーテッド バッチ10 57.9% 700ml

通常価格 ¥12,980 JPY
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Kilkerran Heavily Peated Batch No. 10

熟成樽:90%バーボンバレル、10%シェリー

キャンベルタウンの伝統を受け継ぐグレンガイル蒸留所の限定リリース
カスクストレングス&ヘビリーピーテッド(フェノール値45ppm)で、アイラ系とは異なるオイリーで複雑な個性が楽しめる第10弾です。
このボトルは2024年2月ボトリング。熟成はバーボン樽主体+シェリー樽少量で、キャンベルタウンらしい海風のニュアンスに、甘みとスモーキーさを絶妙にプラス。
シリーズは年2回のみのリリースで、今後の価格上昇が予想されるため、気になる方はお早めにご検討ください。

香り:ショートブレッド、クリーミーソーダ、バナナブレッド、ココナッツ、強いピートスモークとほのかな甘み。
味わい:バニラ、バターを塗ったビスケット、カスタードクリーム、スモーキーでオイリー、甘さと塩味の絶妙なバランス
フィニッシュ:ドライウッド、アーモンド、エスプレッソのニュアンスと長く続くピートスモーク

【グレンガイル蒸留所について】

グレンガイル蒸溜所は、1872年にウィリアム・ミッチェルによってスコットランド・キャンベルタウンに設立されました。ウィリアムは、隣接するスプリングバンク蒸溜所の創設者アーチボルド・ミッチェルの息子であり、兄ジョンとの経営上の対立を経て独自の蒸溜所を立ち上げました。

20世紀初頭の不況により、キャンベルタウンの多くの蒸溜所が閉鎖され、グレンガイルも1925年に生産を停止。その後、建物は農業倉庫として使用され、保存状態が良好だったことから、再稼働の試みが何度も行われました。

2000年、ウィリアムの曾孫にあたるヘドリー・ライトが率いるJ&Aミッチェル社が蒸溜所を買収し、2004年に生産を再開。商標の都合により、蒸溜所名ではなく「キルケラン(Kilkerran)」というブランド名でシングルモルトを展開しています。

原料:スコットランド産の大麦を使用。隣接するスプリングバンク蒸溜所でフロアモルティングを行い、ピート(泥炭)で6時間燻蒸、熱風で30時間乾燥させた約15ppmのライトピート麦芽を使用

粉砕:クレイゲラヒ蒸溜所から譲り受けたボビーミルで粉砕。グリストの構成はフラワー10%、ハスク20%、グリッツ70%

糖化:Forsyths社製のセミラウター式マッシュタンで、3回の湯投入により麦汁を抽出。1サイクル約7〜8時間。

発酵カラマツ材の木製ウォッシュバックを4基使用。発酵時間は72〜110時間と長めで、フルーティーな香味を引き出す。

蒸溜:閉鎖されたベン・ウィビス蒸溜所から移設されたポットスチル(ウォッシュスチル1基、スピリットスチル1基)で2回蒸溜。ハートカットのみを採取し、アルコール度数約68%のニューメイクを得る。

熟成:主にバーボン樽とシェリー樽を使用。少量ながらポート、マディラ、ラム樽なども採用。熟成はスプリングバンク蒸溜所の伝統的なダンネージ式貯蔵庫で行われる。

グレンガイル蒸溜所は、キャンベルタウンの伝統を受け継ぎながら、クラフトマンシップと革新性を融合させた蒸溜所です。キルケランブランドとして展開されるそのウイスキーは、オイリーで塩気のある酒質とライトピートのバランスが特徴で、キャンベルタウンスタイルの魅力を存分に味わえる逸品です。グレンガイル蒸留所

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