価格は高騰傾向ではありますが、味わいにおいてはコストパフォーマンスはまだ高いレベルにある【グレンエルギン12年】
主にホワイトホースの原酒モルトとして活躍しています。オフィシャルリリースは少ない中、ボトラーリリースは多く、ボトラーでしか最近の動向が追えない蒸留所です。
グレンエルギン蒸留所は1898年~建設開始。その起ち上げメンバーに元グレンファークラスの所長だった【ウィリアム・シンプソン氏】がおりました。
しかし、丁度1898年はスコッチ受難の時代で、グレンエルギン蒸留所もその余波をまともに受け、1902年に、何とか完成し操業開始出来ましたが、5か月で倒産してしまいます。1930年にディアジオの前身のDCL社が買い取り、製造が再開され、現在はディアジオが所有する蒸留所の一つとなりました。
発酵曹はカラ松製、ポットスティルは1964年の改装で初溜、再溜合わせて2基のみだったところ、3倍の6基に増設され、冷却装置はラベルに書かれている屋外木製のワームタブで今でも蒸留されている。
個人的にはストレート向きなスペイサイドのイメージがあります。フルーティーさ、華やかさ、バランスも良く、スペイサイドモルトの代名詞と言って過言ではない出来栄えのシングルモルトです。
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