近年人気で手に入りにくくなっているクライヌリッシュ14年
ボトラーリリースも短熟超熟問わず、即完売になる程、人気の蒸留所です。
ジョニーウォーカーの原酒としても活躍中で、カーデュと同じくメイン原酒の一つで、それでも供給が追い付かず、ダルユーインにクライヌリッシュのような原酒を作らせている程です。その状況下ですので、シングルモルトのリリース量が少ないのも頷けると思います。
クライヌリッシュ蒸留所は創業が1819年。初代サザーランド公爵が建て、1916年以降はジョンウォーカー社が所有し、その後DCL、ディアジオと移っていきます。
現在の蒸留所は1967年に建設され、古い方の蒸留所ははじめクライヌリッシュBとされましたが、ピーテッド原酒の需要が増え、その原酒を供給する為、ブローラ蒸留所と改名。同じ場所に2つの蒸留所が稼働していました。
しかし、14年しか生産しておらず、1983年には閉鎖となってしまいました。ブローラのヘヴィーピーテッド原酒の仕込みは1979年頃までで、それ以降は不定期な仕込みのペースとなります。
クライヌリッシュ蒸留所はカラ松製とステンレス製の発酵槽を使い分けており、蒸留機は3セットあり、バルジ型で冷却方式はシェル&チューブです。ブローラはワームタブでしたね。
香りは、モルティさと花の香りが広がり、スパイシーさ、香ばしさを感じ、口当たりは、フルボディで、蜂蜜、柑橘フルーツ、スパイシー、そして、塩味のある蜂蜜のフィニッシュ。
Reviews
There are no reviews yet.