洋酒専門店NIGHTCAP SPIRITSより新商品のご案内です。
フランスのボトラーズブランド
「SWELL DE SPIRITS」の取扱いを開始致します。
取扱店舗は弊社を含めて全国6店舗限定にて発売致します。
https://nightcap-spirits.jp/shop/?orderby=date(新入荷商品一覧)
以下インポーター資料よりブランドのご紹介です。
この度取り扱いを開始することになったフランスのインディペンデントボトラー「Swell de Spirits(スウェ
ル・ド・スピリッツ)」は、代表のマイケル・バルバリア(Michael Barbaria)氏が 2021 年に立ち上げ、ウ
イスキーのみならずアルマニャックやラムなど幅広い蒸溜酒を手掛けています。
バルバリア氏はもともと航空検査技師だったという経歴の持ち主。長年、従事した航空業界を飛び出し、世
界各国を働きながら回った経験を持っ
ています。もちろん、日本でも働いたといいます。フランスに戻り、
エグザクティブ MBA の取得のため勉強をする傍ら、ウイスキーに興味を持ったことがきっかけで、EMBA
の知識を活かしつつ、お酒業界に携わりたいと考え、自分の手で世界中の優れた蒸留酒を紹介することに自
らの居場所を見出しました。
スウェル・ド・スピリッツでは、高品質なスピリッツであることに加え、ストーリーがあることを大事にし
ています。産地、原料、蒸溜工程などにも様々なストーリーが隠れています。実際にいくつかの蒸溜所で何
週間も滞在し、蒸溜所との距離を縮め、本格的に蒸溜に取り組むなど積極的に学び、体感することを大切に
しています。
〈津崎商事様より〉
今回の第一弾は、SWELL DE SPIRITSに残ている在庫からのリリースですので、
各店舗1本のみの所も多く、すぐに市場から消えてしまうものと思われます。
(うちだけ残っていたら嫌ですが…。)
輸入元は私が製造技術顧問を勤めます、久住蒸留所のオーナー【津崎商事様】が正規代理店となります。
弊社では、今まで大手インポーター様とのお付き合いをせず、自社輸入品と並行輸入業者様がお取扱いされている商品
のみでラインナップを組んでおりました。
理由は簡単で、もしお取引が開始したとしても、1,2本しか頂けず、
尚且つ、他店様と同じ商品を取り扱っても自分が楽しくないからです(笑)
今回こちらのボトラーズのご案内を頂いた時、即お引き受けさせて頂きました。
理由は、ウイスキーだけのボトラーズで無いということです。
ボトラーズを取り扱うのであれば、
モルトのみならず、バーボンやコニャック、ラム等、現地で熟成されたものが欲しいと常々感じておりました。
特にコニャックやアルマニャックなどはUKにて熟成されたものでなく、
フランスのパラディセラーからボトリングされたものの方が圧倒的に品質が良くなります。
ラムも自国で熟成をしているもののことをトロピカルエイジングと呼ばれるほど、
熟成されている場所によって味わいに変化が見られます。
ウイスキーなどの熟成庫はドライなところが多く、フランスのヴィンテージ品を熟成させる
熟成庫は湿度が高く、アルコール度数が下がりやすく、熟成しながらもシルキー味わいに仕上がります。
BRANDY DADDYさんのブログとかを読んで頂けるとイメージしやすいと思います。
(画像の許可取りをしなければいけませんので、皆様でググってください。)
拘りの蒸留所や最先端の蒸留所はそのような管理をしている所も増えて参りましたが、
ウイスキー業界ではまだまだ手付かずのところが多い印象です。
日本の蒸留所においては
日本には四季があり、寒暖差が激しく、ウッディな味わいが出やすいこと。
それを加味したスピリッツ造りに意識が行っていないことろ。
湿度が低い所が多く、アルコール度数が下がらないところ。
場所にもよりますが、夏は40℃近くになり、冬は雪も降る日本の気候は
他国と見比べても特殊な環境です。
そこを拘れれば更に品質も上がるとは思うのですが、
日本の蒸留所にはまだまだ熟成のプロセスにおいては伸びしろがあるように感じています。
熟成環境に重きをおいている場所は山の上にある蒸留所でしか
日本ではスコッチスタイルの熟成は難しいと感じています。
原材料や製法、ポットスチルの形だけでは、あくまでスピリッツの方向性のみでしか指南してあげることしか
出来ないのが、ブラウンスピリッツの熟成の面白い所なんですよね。
話が脱線してしまいましたが、私は、ウイスキーだけでなく、
最近は現地のバーボンやラム(イギリス系)、コニャック、アルマニャックを自宅で楽しむことが多いです。
私は、バーボンからウイスキーにハマり今に至ります。
ルーツによって好みの指向性も変わると思います。
モルトからハマった方の方が多いとは思いますが、モルトだけを飲んでいると
モルトの凄さに気付けないのと、更にブラウンスピリッツ全体から見ることで
楽しみ方のバリエーションが増えると思います。
その機会を是非このSWELL DE SPIRITSのラインナップで触れて頂けますと幸いです。
いつか弊社もオリジナルで何か出来たらなと感じておりますので、
皆様のご協力をお願い致します。